毎日のメイク時間を短縮できて、さらには汗をかいても落ちないため重宝するアートメイク。
しかし、落ちないからこそ、ちょっと気に入らなかったり、想像していた雰囲気と違ったりすると取り返しのつかないことになってしまいます。
失敗したかも、と思ったらどのような対処法があるのかみていきましょう。
デザイン変更や修正を検討してみる
アートメイクのよいところは、何年か経過すると薄くなってきて目立たなくなることです。
もし、大失敗でないときには、少し時間をおいて対処する方法があります。
デザイン変更で乗り切る
眉毛は細眉が流行ったり、太めでナチュラルな雰囲気がトレンドになったりすることがあります。
眉は顔の印象を左右するパーツなので、そのデザインは気になるところ。アートメイクは施術後にデザインを変更することができます。
ただし、あくまでも色を書き足すという方法なので、太い眉を細くすることはできません。
修正で対処する
過去に入れたアートメイクは、期間を問わず修正できる可能性があります。
修正はリタッチという方法で対応します。リタッチはいままでのアートメイクの上に新たに施術を行うことです。
たとえば、オレンジ色っぽく変色してしまって、色を変更したいとき、希望に近い色になるように色素を追加していきます。
また、アイラインが青くみえるので、もう少し黒っぽくしたいというときも、リタッチで色を調整して修正することができるでしょう。
さらに、リップの形の口角が上がりすぎていて、ちょっと変だなと思ったときなどは、リップの内側へ色素をぼかしていくグラデーションリップの手法を使い、リップラインが目立たないようにする対処法があります。
すぐに消したい!それは可能?
デザイン変更や修正では対処ができないときは、どうしたらよいのでしょうか。
すぐに消したい、と思うほど失敗したときにできる対処方法についてみていきます。
レーザーで消す
レーザーを使って、アートメイクの色素を少しずつ薄くしていくことが可能です。
しかし、一回で薄くなるということはなく、1~2カ月ごとに何回かレーザー照射をする必要があります。
完全にアートメイクを消すことはできませんが、色素がほとんど目立たなくなるでしょう。
レーザー処置で注意したい点
レーザー処置の効果には個人差があり、人によっては時間がかかることがあります。
さらに、肌が腫れてしまったり、痛みを感じたりすることがあるので注意が必要です。
レーザーを使用したアートメイク除去をするときには安全性も十分に考慮し、必ず医療機関で相談して治療してもらうことが大切といえます。
失敗を防ぐには?
アートメイクで失敗したと後悔するのは避けたいものです。
後悔する前に失敗を防ぐコツはあるのでしょうか。
カウンセリングをしっかり受けよう!
アートメイクをするときは、数年間は色や形をキープするということを忘れないようにしましょう。
失敗をしないためには、クリニックでしっかりカウンセリングを受けて、デザイン変更や修正が可能かどうか納得のいくまで確認してみるとよいでしょう。
自分のライフスタイルについても考えよう!
失敗したと感じるのは、派手に見えてしまって近所や会社で浮いてしまう気がするなど、普段の生活環境を考慮していなかった可能性があります。
また、顔のバランスにあわないデザインになっているため、なんとなくしっくりこないこともあるでしょう。
自分の生活環境を総合的に考えてクリニックと相談しながらベストなアートメイクを目指せば、失敗を防ぐことは可能なのです。