眉にも流行りがあるので、過去に入れたアートメイクの形を変えたいと思うことはありませんか。
また、色ムラがでてきたので均一に薄くして目立たないようにする方法を探している方もいるでしょう。
アートメイクは一度入れると簡単には落とせません。薄くしたいときはどのような方法があるのでしょうか。
レーザーで薄くできる?
アートメイクを完全に除去することは難しいですが、ほとんどの場合レーザー治療でかなり薄くすることが可能です。
ちょっと見ただけでは気づかないくらい違和感のない状態にすることもできるでしょう。
眉は施術範囲が広いですが、少し細くしたいときや、全体的に色が濃いので少し薄くして、髪の毛の色にあわせたいというときにも、レーザー治療はある程度満足できる方法といえます。
一方、アイラインは範囲が狭く、眉より濃く施術されている場合が多いです。さらに、まぶたのキワにあるために、レーザーが利用できるかどうか気になるところです。
目にレーザーが入らないように細心の注意が必要になりますが、レーザー治療で薄くすることは可能です。
レーザー治療の注意点は?
レーザーでアートメイクを薄くすることはできますが、注意したいポイントもいくつかあります。
まずレーザーが色素に反応するとき、皮膚に軽いやけどが起こります。そのために、痛みを感じることがあります。
さらに、眉やまぶたの周辺には毛が生えています。レーザーが反応して眉毛やまつ毛が脱毛してしまう場合が考えられます。
一度脱毛してしまうと生えてこなくなることもあり、注意が必要でしょう。
なるべく毛の生えていないところにレーザーをあてるように注意しなければなりません。
手術で切除する方法がある?
ほかにも、手術で切除するという方法があります。
切除手術では、アートメイクの色素が残っている皮膚の部分を直接切除することで、色素自体を除去できる可能性が高いでしょう。
しかし、眉毛の下などの限られた場所に行われることが多い手術です。
まぶたのたるみを除去する手術にあわせて、同時にアートメイクの色素が残っている部分も切除する場合によく行われます。
また、レーザーが反応しにくいときにも手術での切除が検討されることになります。
医療機関で相談、がおすすめ!
アートメイクは皮膚に色素を入れているために、一度施術すると色素の量や肌の状態によってはきれいに除去することは難しいといわれています。
さらに、過去に入れたアートメイクの色を薄くしたいと考えている場合には、治療するときのリスクを理解しておく必要があります。
肌のトラブルや、やけど、脱毛を引き起こす可能性もあるからです。必ず信頼できる医療機関で相談し、それぞれの状態にあった適切な治療方法を検討するようにしましょう。