アートメイクはメイクの手間を省いてくれるうれしい存在です。薄い眉毛を形よく整えたり、唇の色や輪郭をきれいにできたりします。
しかし、アートメイクはおしゃれだけではありません。身体のさまざまな悩みが解決できることに注目です。
アートメイクで乳房を再生
女性ならではの病気にも
乳がんの手術などで乳房の一部を摘出した後、自然な乳房を再生したいというニーズがあります。
その希望に応えるためにアートメイクが使われています。
乳首とその周辺にある乳輪を失ってしまったときに、人工乳房にアートメイクで自然な色づけをする方法があります。
悩んでる方にも
また、乳がんなどの病気だけでなく、乳輪が小さいことで悩む方に対して、希望の形に整えるためにアートメイクが利用されることがあります。
乳房のような柔らかい場所でもアートメイクが可能なのです。
髪の毛の悩みに!薄い頭皮にもアートメイクが可能
薄毛をカモフラージュ
髪の毛が薄くなってきたので、できるだけ目立たないようにしたい!
そんなときには頭皮に医療補助アートメイクを施すことが可能です。この技法はスカルプスキンニードルと呼ばれています。
髪の毛が薄くて地肌が目立つ頭皮の部分にアートメイクを施します。髪の毛のような自然な毛並みで色素を入れていく方法です。
この方法を利用すればサロンや病院などに定期的に通う必要がありませんし薬も使いません。
希望している場所にピンポイントで施術してもらえます。頭皮のように皮膚が薄い場所でもアートメイクが可能なので、髪の毛の悩みを解消するひとつの方法といえるでしょう。
白斑や傷跡のカモフラージュにアートメイク
難しい白斑症にも
肌の色が一部白くまだらになる白斑症の治療の選択肢として、アートメイクが選ばれています。見た目が気になるときには、元の肌の色に近い色素でアートメイクを施します。
また、手術やけがなどでできてしまった傷跡なども身体の場所によっては目立つため、悩むこともあるでしょう。
このような場合も同様に、アートメイクでカモフラージュすることができます。カモフラージュメイク療法などと呼ばれており、医療機関で施術を受けることができます。
首や頬などの人目にふれやすい身体のいたるところにアートメイクが可能です。
手のひらや、耳たぶのうらまでアートメイク!
アートメイクはメイクや医療の補助目的などで利用されており、身体にも施術が可能です。
開運、チャームポイントにも○
それ以外には、縁起がよいとされることを理由に、開運目的で身体の特定の場所にほくろが欲しいという方がいます。
数年間は消えないことから、アートメイクでほくろを作ることが人気です。例えば金運などが上がるといわれる手のひら、耳たぶのうらなどにアートメイクを施すことがあります。
アートメイクはいろいろな悩みや希望にあわせて施術ができることが魅力です。