アートメイクには手彫りとマシン彫りの2種類の方法があることはご存じでしょうか。
彫り方によってもちろん使う機器も異なります。マシン彫りはその名のイメージ通りマシンを使用します。
使用する機械や機器によって、アートメイクの仕上がりが変わってきます。
そこで気になるのは、手彫りとマシン彫りではどちらが自分に合っているかでしょう。
そのような悩みにお答えするため、ここでは両者の違いについて、説明していきましょう。
アートメイクマシンの特徴!
メリットは正確さとスピード
マシン彫りは専用のマシンを使います。
器具の先端には針がついてます。
その針が自動で動くことにより、一定間隔で正確に皮膚に色素を入れることができるのです。
機械が一定間隔で精密に彫ってくれるため、短時間で綺麗な仕上がりになります。
「忙しくてなかなか時間が取れない」と悩んでいる人にはマシン彫りはおすすめです。
またマシン彫りは彫る深さが均一なので、手彫りに比べて痛みも少ないといわれています。
ただ、マシン彫りでは、ペンシルで描いたようにくっきりとした眉やアイラインに仕上がりますので、濃いメイクが好きな人はアートメイクマシンを選ぶとよいでしょう。
マシンにはアナログマシンとデジタルマシンの2種類ある
アナログマシンとは、古いタイプのマシンです。
使用する際に振動によって針がブレやすく、間隔もバラつきやすいことが欠点でした。
そのため仕上がりにもムラができやすく、また肌へのダメージが大きいためデジタルマシンに比べると痛みも強いなど多くの問題を抱えていました。
それに比べて新しいタイプのデジタルマシンは従来のマシンの欠点であった針のブレを改善し、一定間隔で正確に彫ることができます。
振動が少なく肌へのダメージも最小限に抑えることができたため痛みが格段に少なくなりました。
最近のデジタルマシンはムラがなく、綺麗に仕上げることができます。
また機器によっては3Dアートメイクを再現したり、色彩の濃淡を自由に設定することができます。
手彫りアートメイクの特徴とは?
なんといってもナチュラルさ
手彫りでは、ペン型の器具の先端に針を取り付け、眉やアイラインを一針一針手で彫っていきます。
針はもちろん使い捨てとなっています。
手彫りではマシン彫りと違って毛並を表現することができるため、自眉に近い仕上がりになりナチュラルに見せることができます。
そのためすっぴんでも自然に馴染む眉は手彫りでしか作り上げることができません。ナチュラルメイクが好みの人には手彫りがおすすめです。
その反面、一針一針手で慎重に彫っていくため、施術に時間がかかってしまう。
また手彫りのアートメイクではマシン彫りに比べて痛みを感じやすいといわれています。
自分に合っているかがポイント!
カウンセリングが重要
マシン彫りも手彫りもどちらもメリット・デメリットを持ち合わせています。
好みの仕上がりや希望によって、手彫りとマシン彫りを組み合わせて施術しているクリニックもあります。
クリニックによって使用しているマシンや扱っている針の太さや種類が異なってくるので、事前に電話などで問い合わせてみるのもよいでしょう。
どちらが自分に合っているかわからない場合はカウンセリングで施術者にイメージをしっかりと伝え、相談することが必要となるでしょう。
アートメイクは一度入れると数年間は持続します。ぜひ理想のアートメイクを手に入れてください。